こんな時にオススメ
見たことがない変わったものを見たい☆パッションを感じたい☆ハラハラしたい☆
「日本人には撮ることが出来ない映画」とこの映画を見た方が
言っていたので気になって見てみました。
「誰も撮ることは出来ない」なら分かるけど
「日本人には」ってなんで日本人限定なの(@_@)?
見てみて分かりました。
うーーん。日本人には撮れない(;・∀・)
18禁の映画というところも攻めています。
対象者が減るのに18禁にならないようにする道は選ばなかったんだと
その潔さがこの映画の色をしっかりと出していると思います。
そんな映画お嬢さんをネタバレなしでオススメします。
この記事には映画公式のトレーラーは貼り付けていません。
なぜなら私的にトレーラーは少しネタバレしています((+_+))
もしトレーラーを既に見てしまった方もトレーラーを凌駕するだけの
内容はあると思いますので落胆なさらずに(・∀・)
おすすめポイント
取っ掛かり
イギリスの人気作家サラ・ウォーターズの小説「荊の城」が原案。
1930年代、日本統治下の韓国に設定が置き換えられています。
詐欺グループに育てられた少女スッキは藤原伯爵と呼ばれる詐欺師から
ある計画を持ち掛けられその計画遂行の為
莫大な財産な財産がある上月邸に下女として潜伏します。
ミステリー
そうこの映画はミステリーなんです。
ミステリーって話が入り組んでいて分かり難いものもありますが
この「お嬢さん」は理解力の低い私でも付いていけました(・∀・)
そしてしっかりと騙されました。
えええええええええええええ(‘Д’)
とぶっ飛びました。
オチだけでなく途中経過も楽しめますし終盤は更に面白さが加速します。
海外の不思議なお寿司
海外には海外の方が考えた不思議なお寿司があるのをご存じですか?
よくあるのが異様に大きな裏巻き寿司で中にクリームチーズやリンゴが
入っていたり、なぜか巻き寿司を天ぷらにしたり
スパイシーソースがかかってたりする不思議なお寿司。
これってあんまり日本人は思いつかないと思うんですよ。
例えるならそんな映画です。
何でそんな事になるの(@_@)??
というツッコミどころ満載です。
だから「日本人には撮れない」と評されたんだと思います。
結果、これまで見たことがない独特な世界観が生まれています。
六華苑
洋館と、池泉回遊式庭園を持つ和風建築からなる貴重な文化財として
平成9年に洋館と和館が国の重要文化財に指定されている美しい建築物。
劇中で莫大な財産な財産がある上月邸の一部として撮影されています。
場所は三重県桑名。
この六華苑で結婚式を挙げることも出来ます。
同じ敷地内にあるレストランRoccaではお屋敷を見ながらランチが出来ます。

映像美
18禁という事でかなりセクシーなシーンや
かなり残忍なシーンも盛り込まれていて残忍なシーンについては
行き過ぎた場面は私は目を瞑っていたので見ていませんが(;・∀・)
いずれのシーンについても美しく撮られていて
その美しさが余計にセクシーさや残忍さを際立たせます。
他のシーンにおいても美しく撮られていて
かなりセクシーな場面や残忍な場面があるにも関わらず
芸術的な印象が残ります。
アングラ
海外の不思議なお寿司的な感覚と映像美が合わさった上に
韓国の俳優さん達が日本語を話す場面があるんです。
これがこの映画の独特さを更に強めています。
言葉って普通に話していても言霊を持つと思うんです。
多少なりとも魂が宿る感じ。
例えばカタカナで書いてあるヒンズー語をそのまま読んで
ある程度発音に問題がなく意味が伝わったとしても
なんだか魂のない不思議なものになっていると思います。
俳優さん達の発音が完璧でないことと同時に
その言葉に魂がない感じがアンダーグランドな雰囲気を
醸し出しているように思います。
心、感情、パッション
まとめ
18禁映画という事でセクシーな点が注目されがちですが
実際にかなりセクシーだったり残忍だったりしますけども((+_+))
それよりも私はあれだけアングラで刺激の強いものを見せられて清々しい気分で
映画を見終える事が出来たのは監督パク・チャヌクマジックだと思います。
心が心を引き寄せる美しい映画でした☆
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