ゴールデンカムイを読んでほしい

エンタメ

2022.11.01

累計発行部数2300万部超え!現在アニメ4期放送中!映画実写化決定!

ゴールデンカムイ展入場5時間待ち!!で

大人気のゴールデンカムイを読んでほしい

「少年誌だし軍人さんが出てくるしなんかイカツイ…」

「戦闘シーンもあってなんか重そう」

分かります

私も最初そう思ってました

でも意外とキャッチーでギャグ要素も多く笑えてかつ心に響くんです

ここではその魅力を紹介します

※ゴールデンカムイ展福岡

2022年10月15日(木)~11月27日(日)福岡アジア美術館にて開催中

あらすじ

アイヌの埋蔵金をめぐる争奪戦

争うのは金塊に関わる父の死の謎を解き明かしたいアイヌの少女アシリパと

彼女を支えながら親友の妻の目の治療費の為に金塊を探す主人公杉元

北海道をアイヌ民族と共に独立国家にする為の資金として埋蔵金を必要とする

土方歳三率いる団体と

日露戦争後、戦友と戦争遺族の為クーデターを画策し軍事国家樹立の資金が欲しい

第七師団の残党を率いる鶴見中尉

互いを騙し牽制しあい一攫千金を狙う

時代設定

明治末期、1900年前後

この頃

・1868年(明治元年)から1869年(明治2年)函館戦争にて幕府側の抵抗が終わる

・1869年(明治2年)北海道が日本国家の領土として編入される

・1873年(明治6年)徴兵令発布

・1904年(明治37年)から1905年(明治38年)日露戦争

・1905年(明治38年)から1945年(昭和20年)までは

北緯50度線から南を樺太として日本が領有する

読者層

なんとなくのイメージを掴んで頂きたいので読者層を紹介

原作本購入比率では

30代40代が全体の半分以上

10代20代が約20パーセント

50代60代が10数パーセント

男女比は半々

ですが

ゴールデンカムイ展来場者の男女比は

その時々で比率に差があるものの基本的に女性の方が多いそうで

Twitterにはノリ的におそらく若いであろう女子達の

ゴールデンカムイ展レポがたくさんたくさんたーくさん上がっています

実際に私も行ってきましたが平日の昼間ということもあってか

来場者の9割は10代20代の女子という感じでした

舞台

基本的には北海道

・札幌、小樽、函館、網走

他には

・鹿児島、佐渡、東京、樺太

現存する建造物もたくさん出てきて旅行気分を味わえます

主要キャラとモデルになった人物

杉元佐一

・日露戦争上がりの元軍人

親友の妻の目を治療する為の資金を得るため金塊を探す

その中で出会ったアイヌの少女アシリパと行動を共にするようになる

身体能力、攻撃力、生命力が強く〝不死身の杉元”と呼ばる

モデルとなった人物

舩坂弘 1920年(大正9年)ー2006年(平成18年)

第2次世界大戦で活躍した旧日本軍の元軍人

〝不死身の分隊長”の異名を持ちチート級の逸話を多く持つ

腹部を怪我し蛆がわくも数日で回復、戦場に復帰

敵陣営で喉を撃たれ戦死と判断されるも数日後に蘇生、

敵の火薬庫を爆破して帰還など

帰国後は日本の未来の為、今も渋谷にある大盛堂書店を創業する

アシリパ

・アイヌの自然と文化を愛する少女

一般的なアイヌの少女は刺繍や編み物を教わるのに対し

アシリパは狩猟を教わり山を駆け回る逞しい女の子

金塊に関わる父の死の謎を解き明かす為、杉元と行動を共にする

白石由竹

・賭博、酒、女が大好きな天才脱獄犯。金塊の分け前の為

杉元、アシリパと行動を共にする

欲深さとドジなところが災いしふたりの足を引っ張ることも多いものの憎めない存在

小心者ので戦闘の役には立たない

モデルとなった人物

白石由栄 1907年(明治40年)ー1979年(昭和54年)

ネタバレになるため逸話は割愛〝昭和の脱獄王”である

彼の数奇な半生はのちに小説化テレビドラマ化される程、波乱万丈で魅力的

西川寅吉 1854年(安政元年)ー1941年(昭和16年)

日本において過去最も多く脱獄を行った脱獄魔

脱獄の際に5寸釘を踏み抜きそのまま12キロを走り抜いたことから

〝五寸釘の寅吉”とも呼ばれる

その他キャラクターのモデルになった人物

牛島辰熊 1904年(明治37年)ー1985年(昭和60年)

〝不敗の牛島”と謳われた当時最強の柔道家

エド・ゲイン 1906年(明治39年)ー1984年(昭和59年)

女性の遺体で家具を作った殺人鬼

検索するとグロ画像が出てくるらしいので検索注意

鬼神のお松 生年不詳ー1783年【架空上の人物と考えられている】

「日本三大盗賊」として描かれる女盗賊

他にもたくさん

まとめ

幅広い年齢層と少年誌漫画漫画であるにも関わらず女性にも人気である理由は

おそらく作名中に出てくる自然を含む絵が美しく

作品を通して伺える興味深い時代背景や日常では

再現不可能なグルメを含むアイヌ文化と

シリアスさから緩急の付いた時に変態性のある長尺のギャグ

個性的でありながら感情移入が出来るキャラクター達の持つ

それぞれの熱い思いが読者の心に刺さったからではないかと思います

モデルになった人物達は色んな方がYouTubeにまとめているので

そういった物を見て頂くとより一層興味が深まると思います

メインのキャラクターだけでなく

作中に出てくるキャラクター達のモデルになった人物も興味深いです

埋蔵金を欲する理由が多くの人の為というところも魅力的で

それは自己満足だったり独善的だったりするかも知れないけど

でも今、こういう方々は少ないのではないかと思うのです

読んでみるか迷っている方はぜひご一読を!

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