2003年03月21日 141分 アメリカ
こんな時にオススメ
ドラマチックさを感じたい☆ハラハラしたい☆人の生きざまを感じたい
主演のディカプリオ演じる天才詐欺師フランク・アバグネイルのお話。
そのディカプリオを追うFIB捜査官カールを演じるのはトムハンクス。
まずこのおふたりというだけで安心して見られます(・∀・)
しかも監督はスティーヴン・スピルバーグとくれば完璧☆
そしてなんと言っても注目すべきはこのお話は実話!!
実話なのにこんなにすんごいの(@_@)??
とびっくりする内容です。
そんなキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンをネタバレなしでオススメします。
オススメポイント
取っ掛かり
1960年代ニューヨークに住むフランク少年のお話。
彼は裕福な家庭に育ち幸せな生活を送っていましたが
父の事業が失敗し困窮した生活へと一変します。
そんな中母が浮気をし離婚をすることに。
その時彼は16歳。
離婚裁判の法廷で父と母どちらに付くか決断を迫られます。
困ったフランクをよそに両親は知らん顔。
どちらからも必要とされていないと感じたフランクは
どちらも選ぶ事なく逃亡。
一人で生きていくことを選択します。
生きていくために
元々裕福だったフランク少年は「お金があれば幸せになれる」と
お金に執着をするようになります。
そもそも一人で生きて行かないといけないからお金は必須。
16歳だと真面目にバイトをしても稼げる金額は知れています。
そこで思いついたのが詐欺。
まず年齢を10歳程上にサバを読みます。
フランクは背が高かった為その点は怪しまれなかったそう。
こうして生きていく為に詐欺師になったのです。
華やかな職業
年齢を誤魔化し様々な職業に就くフランク。
その職業はパイロット、医者、弁護士と華やか。
ただ肩書を名乗るだけでなく
それぞれ実際の現場に就いていたとのこと。
なりすましをするにあたって勉強もしたとか。
実際、司法試験に2回落ちたのち、8週間の勉強の後
3回目の受験で合法的にに合格したそうな。
普通にお勉強の方もお出来になる方だったんですね(@_@)
周到かつ大胆な振る舞いにドキドキします。
絵姿女房
日本昔ばなしに「絵姿女房」というものがあります。
これは美しい農夫の奥様がその美しさのあまりお殿様に連れて行かれてしまうも
奥様が頭を使いこの状況をプラスに転じさせめでたしめでたしとなるお話です。
この話を聞いて「頭は良くないといけないなー」と思いました。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンについても同じく
「頭は良くないとー」と思いました。
機転が利いて度胸もある主人公フランク。
日本昔ばなしに「絵姿女房」も面白いので気になる方はご覧になってください。
パンナム航空
正式名称パンアメリカン航空。
1927年から1991年までアメリカに存在した航空会社です。
そう過去形。
今は存在しないのです( ;∀;)
広範の路線網で、世界の航空業界に対して高い影響力を持っていましたが
経営が悪化し破産ののち消滅してしまいました。
フランクがパイロットして潜伏していたのがこのパンナム航空。
詐欺として潜り込むのにも一流会社を選んだのですね(・∀・)
パンナム航空はロゴやフライトアテンダントさんの制服が可愛い(*’ω’*)
一流の航空会社だけあってフライトアタンダントさんも才色兼備の
お美人さんが多かったそう。
アメリカで放映されていたテレビドラマ【パンナム】の動画です。
こちらでイメージして頂けたと思います。
うーんレトロ可愛い(*’ω’*)
その可愛さから廃業した今でもパンナムロゴのグッズが販売されています。
このパンナムを意識してか映画のイメージカラーとして
白と水色が多用されているように思います。
地球約40周分
フランクはパイロットになりすまし世界中を逃げ回ります。
飛行機には250回以上搭乗し訪れた国は26か国
その距離は彼が16歳から18歳までの2年間で約地球40周分((+_+))
逃げましたな。
若いのにそんな手口を思いつくこととそれをやり遂げる度胸が凄い。
フランクピンチ
そんな周到かつ大胆なフランクにピンチが訪れます。
パイロットに扮したフランクの居場所を
トムハンクス演じるFBI捜査官カールが突き止めます。
空港に張り込む捜査官達。
事前にそれを知ったフランクは打開策を講じます。
その方法が今までの周到でクールというより
一休さんみたいな方法なんですよ(‘Д’)
あーあーなむさんだー。って感じの。
そんなんで上手くいくの?と思って見ていました。
これについては男の人って単純なんだなという感想です(´・ω・)
天才詐欺師とFBI捜査官
劇中の二人の関係は天才詐欺師とFBI捜査官。
追われる側と追う側。
年齢は親子ほどの違いがありそうです。
長い逃亡生活の中でふたりの関係が
単なる追われる側と追う側を超えたものになっていくのも見どころです。
まとめ
私はこの映画を見る前にテレビ番組アンビリーバボー(世界仰天ニュースかも)で
取り上げられていたものを見ていておりました。
ですので既に全てネタバレした状態だったのですが
それでも楽しんで映画を見る事が出来ました。
むしろ事前情報があって助かったぐらい。
天才詐欺師フランク・アバグネイルの
ドラマチックな人生を描いたキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン。
ちょっとドキドキしたい時にこの映画は良いかも知れません(*‘ω‘ *)
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