夫のちんぽが入らない【ネタバレなし】おすすめポイント

著者　こだまさん

完全匿名の主婦こだまさん。

ほっこりながらも面白い視点のツイートが多いです。

この小説の事は家族にもご主人様にも言っていないそう。

こだまさんは死に際にご主人様にこの小説を渡すつもりでいるとのこと。

怖すぎる(+_+)

変わってる？ガチもんのあなたへ

自分で「私変わってるの」っていう方っていますよね。

言い方が意地悪になるんですけどそういう方は変わってることを

ステイタスだとか選民的なものだと思ってるのかなと思うんです。

それはそれでいいんですけど自称変の方は自分は変アピールしてくるよなと

変であることを悩みになんて思ってなくてむしろそんな自分が好きやんと

思うんです。

小説「コンビニ人間」の主人公は変わり者だけど

この主人公は普通の人が頑張って考えた変な人だと感じたんです。

だって友達おるやん。

本当に変な人って友達が欲しくても相手に合わせる努力の方向が分からんから

友達おりませんよ。

【変】の苦しさ舐めんなよと思ってしまう。

これはこれで変の度合いがこちらが深いと言ってるみたいキモいか。

「コンビニ人間」の主人公は陽の変わり者で

こだまさんは陰の変わり者かもですね。

「コンビニ人間」では変人としてパンチが弱いと感じた人に

「夫のちんぽが入らない」は良いかも知れない。

タイトルが下ネタだからそこの注目されがちだし

下ネタ要素も含んでいるけどその部分以外の部分で

人に理解して貰えない辛さというか

理解して欲しいとも思っていない辛さというか

そういう孤独を自分以外にも感じている人がいるんだと思うと

救われます。

「普通」が人を傷付けることもあって

「普通〇〇〇でしょ」という日常会話は

「〇〇〇であるべき」と置き換えられる。

その言葉で会話している相手を批判している訳ではなくても

この会話を聞いている〇〇〇に該当しない人は

「普通じゃない」にカテゴライズされて「べきでない」人になってしまう。

その疎外感たるや。

だからこの小説はライトな変な人向けというよりガチもんの変な人の方が

共感出来て救われると思うのです(・∀・)

そして入る入らない以外にも

「いくら小説だからって壮絶だし読んでいて辛い」と思う部分が多かったのですが

この小説は実話なのです( ;∀;)

こだまさん大変すぎ(@_@)

私はこの人生出来ない。

障害は乗り越えられる人の元にしかやってこないと言いますが

そりゃこんな障害私の元には来んわな。

だって乗り越えられないもん(;・∀・)

こだまさんは色々と大変な思いをしていますが

誰にも話していないので誰もその大変さを知りません。

だから私の周りにいる人も言わないだけで

実はすんごい大変な思いをしている可能性もあるなと思いました。

人って表面だけでは分からない。

粗品だって

そういった訳でこだまさんとご主人様はチョメチョメが出来ません。

「本当にチョメチョメが出来ないんであれば結婚しないはず。

ってか結婚しても離婚するはず。

だから“入らない”は嘘」

という意見を聞いたりしますが霜降り明星の粗品だってそうやん(;・∀・)

チョメチョメなしで結婚して結婚後もチョメチョメなし。

もしかしたら今はもうしてるかもだけど。

私はするかしないかだけで結婚が決まるとは思いません。

それでも一緒にいるふたりって絆が深いんだろうなと尊敬すらします。

NETFLIX

「夫のちんぽがは入らない」はドラマ化されていて

NETFLIXで見ることが出来ます。

ドラマは小説に比べてポップな印象になっているんだとか。

やはりタイトルがタイトルだけに16禁。

1話30分前後で全10話。

「気になるけど重いのはちょっと」という方にはこちらが良いかも(・∀・)

感想

この小説が実話なのに驚かされました(@_@)

入る入らない以外も結構びっくりです。

そして優しい人の思考が知れて良かった。

優しいこだまさんは私だったら取らない行動を取っていて

「そんなに優しいかったら傷付くよ( ;∀;)」と心配になりました。

小説で人の人生を疑似体験すると言いますが

この小説を通して自分とこだまさんの感覚の違いを感じられて良かったです。

こだまさんは優しすぎる。

これは褒めてます。

変わった人生を疑似体験したい方にお勧めします☆