昨日知ったんですがピカレスクはDVD化されてるんですね(‘Д’)

しかも価格が2280円と6640円と2つ価格があるのはなぜ?
BBAは今の市場の流れについていけておりません(´・ω・)
当時、河村隆一が映画主演ということで凄く楽しみにしておりました。
太宰治役ってあなた分かってるわね(・∀・)と。
河村隆一に他ふさわしい役が思いつかないぐらいぴったりじゃないですか。
恋多くアンニュイで破滅に向かう太宰。
隆一さんと言えば恋愛っていうぐらいバチバチの恋愛体質なイメージで
爽やかな色気のある気怠さもちょっとあって
そして大変申し訳ない個人の意見ですが2002年の隆一さんは1997年の頃に
比べるとちょっと落ち目な感じがありました。
って言うか1997年の隆一さんが凄すぎたっていうのもあるんですけどね。
言葉は悪いですけど没落感。
この点で太宰のイメージにまさにぴったりだと思っておりました。
ミニシアター上映でしかも福岡まで下りてくるのにまあまあ
時間が掛かって、やっと下りてきたかと思ったら上演時間が微妙。
上映時間が15時あたりで期間は2週間。
仕事がある日は観に行けない( ;∀;)
休日も予定があったりですぐには観に行けず
次の休みに観に行こうと思ってたらなんと上映1週間で打ち切り( ;∀;)
入場者がよっぽど少なかったんだと思いましたよ。
ってか上映時間が1日1回15時からっておかしくね(+_+)??
結局映画館で観る事は出来ずレンタルビデオで観る事になりました。
レンタルになる頃には気持ちもだいぶ冷めて旧作になってから
安く観ようというところまできておりました。
実際に観てみると全然悪くない。1週間で打ち切る必要あった?
という感じでした。
事前のプロモーションが良くなかったのかしら。
もちろんですがハリウッド映画みたいなポンポンテンポ良く
話が進んで迫力があるようなものではないですが
ウォンカーワイのようなちょっと良い意味でだらっとした
フランス映画みたいな時間の流れが心地良いです。
実際、日常ってこんな感じで惰性で進んでいるようなフリして
いつの間にか自分の考えや行動の積み重ねによって
急に日常をひっくり返すような出来事の伏線を作っているよなと
思わされました。
なのでストーリは私的につまらないという事はなかったです。
なにより隆一さんのお着物姿ですよ( ;∀;)
そんなもの何時間見てても飽きないでしょ。
着崩し方と人生に疲れた歩き方がアンニュイで良いのですよ。
隆一さんの演技が大根だとかセリフが棒読みだとか言われてましたけど
あーたそれがまた太宰っぽくて良いじゃないですか。
イメージだけど太宰治ってリアルで棒読みっぽくて覇気がなく
ある意味嘘っぽい生き方してそうじゃないですか。
だから少なくとも私のイメージとは合ってるんですよ。
ってなんか結果的に太宰治と隆一さんの両方をディスってるっぽいけど
素敵な世界観ですねという事です(;・∀・)
「僕と死ぬ気で恋愛してみないか」
こんなセリフ言って変にならない人、隆一さん以外に居ないでしょ。
昭和初期のあの景色、全て着る物は全て天然素材、隙間風も漏れる
建物で生活し、静かになると時計の音が気になるような生活の中で
隆一さん演じる太宰ような世を儚んだような方にそんなこと言われたら
「なんかそっちの世界にいけるんじゃね?」と思ってしまいますね。
太宰と恋愛する役者さん達もまた良い(#^^#)
とよた真帆、緒川たまき、裕木奈江、さとう珠緒って素敵やん。
さとう珠緒はちょっと違うけど他の方々は和が漂うお美人さん。
裕木奈江が全盛期のぶりっこじゃないのも新鮮だった。
皆様着物が似合う似合う。
昭和初期の洗練された美女を演じておられました。
当時は何も思わず観ていましたが、小栗旬の人間失格のCMを見て
隆一さんの人間失格もセクシー路線でも良かったんじゃないかなと
思いました。
あの頃、隆一さんは爽やか路線に徹底していた気がしてあまり色っぽい事は
していなかったように思います。
今考えるとなんだか勿体ないですね(´・ω・)
まあ黙っていても色っぽかったですけど。
レンタルビデオで鑑賞した2~3年後にまた観たくなってレンタルしようと
したら近所のTSUTAYAでは取り扱っていなくなっていました( ;∀;)
じゃあいっそ買おうかしらとも思いましたがVHSは販売していないのか
見つける事が出来ませんでした。
数年前にじゃあアマプラで観るかと検索しましたが
「お住いの地域では視聴できません」とのこと。
このご時世?ネット環境あるのに?田舎とはいえ日本なのに?
VHSが買えなかったくらいだからDVD化はされていないと勝手に
思っておりましたので昨日、DVD化されていると知り嬉しくなりました。
アマプラでは観ることは出来ませんが
他配信サービスでは視聴できるようでして良い時代になったなと思いました。
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